コンセプト

私たちが提供するお食事には以下の3つの想いが込められています。

Sustainability

サステナビリティ

  • 地産地消:全メニューで地元食材を60%以上使用します。
  • 環境に配慮した食材の使用:MSC、ASC認証付きシーフードや地域の有機食材を使用します。
  • ゼロウェイストを目指す:食材を余すことなく使用したり、廃棄物を肥料、燃料に再利用する取り組みをします。
  • プラスチックフリーを目指す:プラスチック食器・包装を使用しません。

Satisfaction

満足度の追求

  • オリジナリティのあるメニュー:「キャンプ家庭料理」という新たなジャンルや地域ならではの食材を使用した料理へのこだわり。
  • 楽しさの追求:料理の仕上げをゲストが調理するスタイルを基本とし、作る楽しさを感じながらも最高に美味しい状態でお召し上がりいただけるよう工夫しています。
  • 安全性:安全・安心な食材、調理法、保存法、衛生管理の実施

Social Good

ソーシャルグッド

  • 地域産業の活性化:地産地消、地域の各種業者からの仕入、コラボメニューの開発をします。
  • 地域の魅力を発信:食を通じて真鶴町や周辺地域の魅力を発信します。
  • 未来を明るく:ゲストや地域の子供たちへの食育コンテンツを提供します。
  • よりそう:障がい者雇用に取り組んでいる事業者からの仕入や障がい者の自社雇用に取り組みます。

ディナー・朝食

ジビエ・魚介を使用したキャンプ料理で特別な食体験を!

提供スタイル

ディナー、モーニングともに、宿泊テント前に設けたリビングスペースにてお召し上がりいただけます。

各宿泊テントにはグリルがあり、BBQやダッチオーブン料理などが楽しめます。

食材や調理器具、食器、お飲み物などはすべて当施設にてご用意*するので、手ぶらでお越しいただけます。

※飲食物のお持ち込みも可能です。

ディナー

以下の2つのメニューに加え、季節に応じて特別メニューを提供しています。いずれのメニューも旬の地域食材を使用した前菜セットと、名店「麦踏」のパンまたはガス火の炊き立てご飯が付きます。

BBQジビエと干物のBBQディナー

真鶴の名店「魚伝」の干物と、小田原で獲れた鹿肉・清川恵水ポーク・グラスフェッドビーフの希少部位リブアイの3種の肉串、野菜串のBBQが楽しめます。
肉串は低温調理済みなので、表面にお好みで焦げ目をつけるだけで大変柔らかく美味しくいただけます。

鹿肉シチューディナー

小田原産の鹿のスネ肉を中心としたコラーゲンたっぷりのシチューです。新鮮な野菜もたっぷりで大変好評をいただいております。

季節のスペシャルディナー

真鶴周辺の海や山の恵みをキャンプ家庭料理としてアレンジ。季節に応じて、地魚のブイヤベース(春)、地鶏のスープカレー(夏)、きのこ鴨鍋(秋)、ぼたん鍋(猪鍋)(冬)などを提供しています。

朝食

「麦踏」のバゲットで作った切り株風フレンチトースト、特製ミートソースのホットサンド、豚汁と炊き立てご飯の3種類からお選びいただけます。全てのメニューに季節の果物が付いています。フレンチトースト、ホットサンドにはサラダ・スープ付き、豚汁には付け合わせが付いています。

ランチ・カフェ・バー

海風が吹き抜ける開放的なレストランでランチ、コーヒー、地ビールなどお楽しみください

センターハウス内のレストランでは、室内席のほか、開放的なウッドデッキでランチや軽食、各種ドリンクをお召し上がりいただけます。また、21:00〜23:00はバータイムとなり、お酒やおつまみを提供します。

レストラン営業時間

ランチ営業 11:00〜14:00
バー営業 21:00〜23:00

食材を提供してくださる方々

地域事業者との「食」を通じた連携による課題解決

ジビエ

ジャパン・マルチハンターズ

「命をまるごと、身近に、豊かに」をテーマに、 神奈川県小田原市で解体処理施設と食肉販売所を運営。ジビエだけでなく、野菜や魚など、マルチに獲って食べることを深掘りし、コミュニティ形成や社会貢献にも取り組んでいらっしゃいます。
農作物や森林を荒らしてしまう鹿や猪は駆除対象となっていますが、8割以上は廃棄処分となっています。そんな現状を変えるべく、精肉の卸やキッチンカー、狩猟体験、各種イベントなど、ジビエのおいしさを啓蒙する活動をされています。

豚肉

山口養豚場

神奈川県の唯一の村・清川村の豊かな自然の中で育った「清川恵水(めぐみ)ポーク」を農林水産大臣賞を3度受賞している山口養豚場から直接仕入れています。清川恵水ポークは、日本では珍しい「群飼育」にこだわり、自然に近い状態で生活しているのでストレスがかからない健康状態が保たれています。ミネラル豊富な丹沢山系の伏流水を飲料水として与えることで、豚の健康を保ち、きめ細かくやわらかな肉質、サラリとして甘みがある脂質をうみだしています。

魚介類

真鶴町漁業関係者様

真鶴漁港で水揚げされる魚介類は、真鶴半島の先端にある森「お林」から流れ出すミネラルにより栄養が豊富な海から獲れるため大変美味しいです。独特の「ドン深」の地形と、海底から湧き出す水のおかげで、豊富な魚種が最高の状態で水揚げされます。当施設での魚介類の提供により、真鶴港の魚介類の認知度向上やブランド化により漁業の活性化の一助となることを目指します。

野菜・果物

地域の小規模農家の皆さま

温暖な気候の真鶴では柑橘類やオリーブの栽培が盛んです。そのほかにも、真鶴周辺には、地域の特色を活かした農家さんがたくさん!クスクスグランピング真鶴では、このような地域の小規模農家から野菜や果物を提供していただいています。地域農業の活性化に取り組むとともに、形が悪かったり、傷ついたりした農作物も積極的に活用し、フードロス対策にも取り組んでいます。

鹿肉について

クスクスグランピング真鶴では、鹿肉を中心としたジビエ食材をディナー、ランチで提供しています。普段は食べ慣れない鹿肉ですが、健康に良し、美容に良し、環境に良しのお肉なんです!「臭い」「固い」といったイメージを持たれている方もいらっしゃいますが、適切に処理され、丁寧に調理された鹿肉は絶品!ぜひご賞味あれ!

ニホンジカ

鹿肉の美味しさ

当施設で提供する鹿肉は、小田原で狩猟されたホンシュウジカ。ジャパン・マルチハンターズの処理施設で適切に血抜き・解体され、最高の状態で届けられた鹿肉を、ジビエ料理に精通したスタッフが部位に合わせて適切に調理して提供します。

野山を駆け回り、自然の草木や木の実を食べて育った鹿肉は、赤みが多くサッパリとした味わい。

海外では、鹿肉はノーベル賞授賞式後の晩餐会でメインディッシュとして出されるほどの高い評価を受けています。

鹿肉と環境保全

日本各地では、野生動物による農作物被害や森林の食害が問題となっています。近年、こうした問題に対処する目的で、イノシシとシカの捕獲頭数が大幅に増えています。

その一方で、食肉として利用されるのはそのうちのわずか1割程度。さらに捕獲された野生鳥獣を埋設・焼却するための労力や処理費用が捕獲者や地方自治体の負担となっています。

クスクスグランピング真鶴では、狩猟によって生物多様性を育む豊かな森林を残し、生態系のバランスを保つため・人の生活を守るために捕獲されたいのちの利活用を循環させるジャパン・マルチハンターズの活動に共感し、ジビエの活用・認知拡大に取り組んでいます。